kronos map

我々人類から遠く離れた宇宙で人類の進化系ともいえるニュータイプヒューマノイドが「クロノス」と呼ばれる惑星文化圏を形成していることは周知の事実ではあるが、今一度ここでその歴史の推移をトレースしておくことにしよう。
90年程以前に人類の生活圏からの離脱を余儀無くされた約2億人のN.t.H.が、120年の月日をかけて生産しつつある人工の惑星生活圏、それがクロノスである。
最初にカーラを宇宙の任意の地点に送り込み状況の判断・測定と空間の安全性を確保。ある程度安全性が確認できた時点で太陽の引力圏で生産しておいた「カイロス」を移動させた。この惑星には化学者を初め、エスパーコマンド、技術者など4000万人が移住し、一般人は一部のビジネスマン以外はほとんど皆無だった。それから50年の歳月をかけて大規模な水源惑星「クレプ」の生産、太陽型人工恒星「カルパ」の生産に従事した。今でもこの惑星にはカイロスジェネレーションセカンドと言われる移住民代二世代がむかしをなつかしむように生活を続けている。カルパとクレプの成長が最終段階にはいった時点で「ユガ」が「カルパ」の引力圏に配置され、それ以降つねに人工太陽を見守ることになった。
その後、純粋に生活用惑星として「ダイモ」の生産が本格化。この惑星には放射エネルギーを吸収拡散する為の3重のシールドや小さいながらも水の生産が可能な衛生を6つが備わっていて、すこぶる快適に日常生活をおくることができるようになっている。そして小型ではあるが「イデア」、「エオン」の2つの衛生を持ち、より上質な生活を求める裕福な階級の為の惑星が「アイオン」である。これは現在最新型の惑星で、全ての側面において最高度の完成度に到達する予定である。
もう一つ説明しておかなければならない惑星が瞑想用としてつくられた「アルジラ」である。ニュータイプヒューマノイド達はある一定の周期でスーパーパワーヒーリングによって気を整え、生命力の純度を高める必要があり、これによって従来の人類よりもより高度な知性と運動能力が達成持続できるのである。この惑星についてはまだ謎が多く未解明の要素が多いのだがクロノス文化圏を説明する為には一番重要なのではないかとも考えられている。

news graphic design

 

 

CALLING web site back next